六本木で映画を鑑賞した後は森美術館の展示へ。
魂が震える 塩田千春展
記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーション。
今までは芸術なんて分からないと思ったけど、どう表現しているのかを考えてみて作者になったつもりで感じようと彼女が言ってくれたのだ。
彼女は美大出身、職業はデザイナーという事もあり、表現を伝えていく仕事。
上手く伝わらない時は伝わるまで何度も考える。
そうして熱い心が作られていくのだと
だけども、初回にこれを理解するのはなかなか難しいよね。
でも少し、俺の魂は震えていた。
彼女は表現者としても、その姿勢を大事にしている。
そして人間としても素晴らしい。
俺は彼女に惹かれてしまったのだ。
そして閉館時間も残り2時間。足早に二人で展望台へ向かった。
つづく。