豪華のディナーを食べ終えた2人は、ロビーでピアノとベースを弾いてる演奏者の曲にしばらく酔いしれた。
ベースを弾いていた演奏者の足の曲がりが気になっていたけど。
確か、雨に唄えばだっけな?
とっても素敵な雰囲気で、彼女も凄く「いい曲だねぇー!すごーい!」と。
俺も六本木のこんないい所で素敵な音楽を聞けるなんて😆
そして、彼女は「そろそろ行こっか。」
ああ、そうだ。
彼女にリッツカールトンのホテルに宿泊するとは言っておらず、駅近くのふつーのビジネスホテルに泊まると言っていたんだ。
「ああ、そうだね。」
よし、下の階のエレベーターに行くと見せかけて上に行くドッキリを仕掛けるぞと。
そして、エレベーターに乗った時に、
????
あれ?
上行きのボタンがなくて、ここ45階だけどしたい気しかないぞと。
?
あっ!
カードキーを外にやれば、専用のエレベーターがくるのかなぁ。
。。。。
反応無し。
彼女「どうしたの??」
そして、焦る俺。
えっ、いやー、ちょっと待ってて。。。
焦った俺は上の階にどうやっていったのか必死に思い出していた。
しかし、、、
彼女「???下に行って駅向かうんじゃないの??」
彼女も首を傾げ、俺も首を傾げ、
「あ、ああ、そうなんだよねぇ、、、」
「とりあえず、ロビーで、待ってて。。。」
この言葉が精一杯だった。
彼女「??(゚д゚;三;゚д゚)」
だよねぇー!俺もこの場で君だったら、そんな顔するよ。
とりあえず、一旦レストランに戻ろうとした瞬間。。。。
「あっ!?」
あるじゃないか。上行きのエスカレーター場所が。
リッツカールトンホテルでは45階で上行きのエレベーターと下行きのエレベーターが分かれており、同じ作りになっていたので間違えていたのだ。
「お、お待たせしました!😂」
彼女「あ、、、はい。」
なんだったんだろうか。この時間は。。。笑
なんか気まずいけど、エレベーターに乗って51階へ。
彼女「ねぇ、このエレベーター上に行ってるよ?」
そうそう、キタ━━━\(≧Д≦)/━━━
「あれ?間違えたかも。。。笑」
そう言いながら、51階に着いて彼女をエスコートして部屋の前へ。
彼女「えっ!?まさか!!!」
自分はこの時、とってもサプライズ🎉出来て良かったと思っていた。
もたついたエスコートだったけど。。。
次回いよいよ告白。
つづく。